毒を盛ろう。
そう思うようになったのはいつからだろう。
判別のある三十路だと思っていたが、どうやらそうではないらしい。
小田篤史。
LEE。
この二人に毒を盛ろうとしている。
効き目は三分間だけで良い。きたる28日エスワンファイナル。それぞれがそれぞれの今年最後の想いを昇華させる三分間。そこで多少舌が痺れてくれれば良い。
「どもー!小田アスシでーしゅ!!あれれれ?みはさん!ヒョロシッショー!」
ダメだ。それはそれで面白い。しかもLEEにいたっては一言も喋らなくても面白い。
小細工は通用しない。
そう思うまでに2週間ほどかかった。
S-1 GRANDPRIXも今年で三年目。
一回目よりも二回目、二回目よりも三回目。
レベルは確実に上がっている。メンバーも倍以上。そしてS-2という二軍ができることにより、その中の「王者」というステイタスも上がっている。三年目でちょっと歴史ができて、それによる重みもでてきている。
その中で渡猛は1ラウンド目からずっっっっっっっっと一位!チャンピオン!!
誰も言わないし、たぶん誰も気づかないかもだから、もう自分で言っちゃうわよ!
バカ!
これはスゴいことです。エスワン史上まだ誰も成し遂げなかった快挙なわけです。
だって2ラウンド目から「もうヤメない?」って口にしてしまうほどのプレッシャーの中、ずっっっっっっっっと一位!!!キャー!!!カッコいい!!
エスワン初12点(審査員の持ち点は7点なのに!)という快挙、しかも一人芝居で!イヤー!
テロ攻撃になったにも関わらず一位をキープ!!ヒャー!!!
やっぱり自分でいったら「ただの自分大好き野郎」やないか!!
でもええんや!もう言っていく!
しかしね、正直言いますとね、
ランキング?王者?
ふーん。
なわけなんです。本当正直言うと。
だって、即興の芝居に点数がつくなんてハハ。ちゃんちゃらオカシイやないですか。しかもその日の気分で点数変動あったりするしね!
王者になりたい。
それは渡からしたら本末転倒なんです。
常に一個一個面白いショーをやっていた。その結果王者になっていた。それだったら分かる。
だから、もし渡が最終ラウンド王者になっても「王者になって良かったですね」なんて言われてもなんら嬉しくない。
「面白かったです〜!!」
がやっぱり嬉しいやないか。
日本で一番の即興エンターテイメントの場として、超第一線でやっている自負があるわけです。自信があるけです。
だから王者とかチャンピオンとかね、外枠からそんな称号もらわなくたって、知ってるんです。分かってるんです。本当の意味の王者ってのは誰なのか?ってことを。
だから、エスワン?最終ラウンド?王者?
ふーーーーーーーーーーーん
て、ならないのはなぜだぁああああー??!!
ワァアアアアアアアアー!!!
夜は布団を被って親指の爪を噛み、ガタガタ震えるのはなぜだろう?
「あー!!!待って!!待ってぇ!!」と手を宙にほり投げて起きるのはなぜだろう?
そもそも「毒を盛る」なんてのは危険思想以外の何ものでもないわけで。
なんなんだ?この重圧は??
てか、じゃないと面白くないってことよな。
なんやかんや言うてますが、前回のエスワンを見にきた人は、渡がかなり必死で王者を取りにいってるのは、分かるわけで。もうバレてるわけで。
最終ラウンドはさらに盛り上がるのは間違いないわけで。
見に来ないのは、本当にもったいない。
『渡の生き様みしちゃるけんのお!!!』
広島人じゃないのに広島弁がでるほど本気(マジ)!
皆で今年最後の祭をしようやないか。
チケットもうなくなるみたいです〜。
こっちでもメールくれればチケットとるよー。チケットあるよー。
『S-1 GRANDPRIX FINAL 2008』
12月28日(日)
会場:渋谷クロコダイル
OPEN:18:00
START:19:00
詳細は東京コメディストアジェイ公式HPまで。
とりあえず、初心に帰るということで、またバガボンドを読もうと思います。
ほなー。
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