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2009年3月10日 (火)

KU君のとある朝

本日、バイト。

お店に入る。

KU君がすでにいる。(KU君は名作ドキュメンタリー小説「梅雨だくの恋」にも出てるあのKU君だ)

おはようと言う。おはようございますと返される。

しかし、元気がない。KU君。

まぁ、朝だし、テンション低い時もあるよね。なんて思いながら、開店準備。

今日は暇なので、暇つぶしにお店を掃除する。KU君も掃除する。

埃をはらったり、鏡を拭いたりする。

しかし、静かだ。まぁ、朝だし、そないに一杯喋るのもしんどいね。なんて思いながら、掃除を続ける。

久しぶりの太陽。爽やかな音楽。すごしやすい気候。窓を開けると涼しい風が入ってくる。春がそこまで近づいている。

二人は黙々と掃除を続ける。

すると、KU君が沈黙を破った。

KU「。。。今朝、信じられないことがあったんす」

意外な発言に掃除が止まる渡。

渡「え?なになに?何があった?」

KU「今朝、駅まで自転車でいってて。。。」
渡「うん」
KU「僕の自転車ブレーキ壊れてて」
渡「うんうん」
KU「左側しか効かないし、すごい音がするんでできるだけブレーキかけたくなくて。。」
渡「ふん」
KU「そしたらタヌキが出てきたんす
渡「え!?タヌキ?」
KU「はい。ウチの方は、よく出るんですけど、いきなり出てきて。。。」
渡「。。。轢いたの?」
KU「。。軽く。背中の辺り」
渡「乗り上げた?」
KU「乗り上げました
渡「。。。。」
KU「死んでないと思うんですけど、急いでたし、、でも後ろに女の人がいて、、ぜったい最低だって思われたす。。。」
渡「。。いやー、でも、まぁ死んではいないわな。車だったら確実だけど」
KU「すごいスピードだったんす。タヌキ。。」

朝一番でタヌキを轢くという経験をしたKU君。それはキツイだろうと思う渡。

渡「まぁ、でも猫引いたよりはマシじゃない?猫って祟り的なイメージあるじゃん?」
KU「。。。変わんないス。むしろタヌキの方がかわいいっス」
渡「そっかそうだよね」
KU「僕ん家の辺りって平成のポンポコのロケ地だったんス
渡「。。。。。」
KU「引いたんス。平成のタヌキ。。。」

ジブリの「平成タヌキ合戦ポンポコ」のタヌキを轢くという経験をしたKU君。
これには、同情の言葉もない。

掃除も終わり、カウンターに座る二人。

チェホンマンを指三本で倒したとか、ANAの飛行機が空を飛んでるのはKU君が投げているからだとか、黒王が自分の背中に乗ることを許したのはケンシロウ、ラオウ、そしてKUだとか、色んな伝説があるKU君。だけど、本当は虫も殺せないとても心の優しい人だということを渡は知っている。

そんな優しいKU君が心を痛めている。タヌキに乗り上げたから。

こんな時何を言えばいいのか?

心温まる言葉を捜しあぐねていると、再びKU君の口が開いた

KU「思い出した」
渡「おっ。何なに?」
KU「最寄り駅に自転車止めて、駅に向かってたら」
渡「うんうん」
KU「小鳥が死んでたんス」

こんな悲惨な朝を迎えた人に何を言えばいいのか大募集!!


ほなー。

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