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2008年9月26日 (金)

渡エイティ。(長い)

渡。

先日大台に乗りました。


80kgになりました。

渡エイティキログラム。です。

なるほどと。この一年で我が腹はスクスクと成長しまして、親としてはなんとも愛おしい限り。。。

おい。大丈夫か?と。エイティ!大丈夫か!?と。

なんでも一年で15kgはちょっと待てと。

色々な要素が絡まり、途中から意図的に太ってました(誰に言ってもなかなか信じてもらえない)が、それにしてもお腹だけ第二次成長期を迎え、日に日にポッコリンになっていく我が腹と

エイティになったついでに振り返ってみよう!と。

小津安二郎風だと「太ってはみたけれど」

だし、

月9風に言うと「振り返ればアイツがメタボ」

うん。安次郎風にも月9風にも言う必要ないし「振り返れば〜」に至ってはそのドラマが月9だったかも知らないけど、こういう遊びや余裕が渡には必要なわけで。そんな余裕がないと、腹回りの余裕なものとは対峙できない状況なわけで。

で、30前の渡の腹回りと手を繋いで渋谷原宿界隈をデートして、日当りの良いアフタヌーンティのテラス席に腰掛けて余裕を持って見つめ直してみました。

65キロの時の渡80キロの渡で何が変わったのか?

当時、今の自分の体じゃちょっと貧相過ぎるってのがきっかけで、もともと体を大きくしたいというのはあったので、マッチョになるよりも太った方が面白いという、自分に対して恐ろしく不謹慎でドMな発想から「メタボ大作戦」が始まったわけです。

で、実際お腹いっぱいの時でも「もう一個肉まん食ったろ」とか、夜中にコーラ飲んで寝たろとか、ラザニアとドリアとパスタと「なんでもいいからチーズ持ってこいや!」と敢えてヤケになってみたりとか、そりゃある一定以上太るにはそれなりの努力が必要だったわけです。

特に精神面が大変なのす。

そらね、普通に生きてたらね、パフォーマンスとかしてなかったらね、しっかりといい感じの肉体を保って、それなりの中途半端な男前として、それなりの雰囲気で生きてましたけど。

自分はそうじゃないと。

パフォーマンスする自分の体として、どういう肉体がベストなのか?を探ったりしたわけです。

で、太ってるってのもアリよね。むしろ答えかもね。と自分で判断し太り始めたわけですが、

気を抜くと普通の感覚に戻るわけです。

「おい。。。この腹はアカンくないか?」

「こりゃモテない!こりゃモテないよ!」

電車に乗ってても
「見てる!腹を見てる!!確かに出てるゥフウウウ!」

などと、自分の中の自意識がピョンピョン跳ねるのです。ぴょんぴょん。

「もう嫌い!出てって!出てってよ!」

と、追い出そうにもなかなか出て行こうとしないのがお腹回り。

パフォーマーとしての渡とプライベートの渡との闘いです。

そして最後にはパフォーマー渡が打ち勝ち、ぽっこり出た腹を精一杯抱きしめ愛でてあげられる状態になるのです。

結果

パフォーマー仲間からは
「パワーが増した」
「そっちの方が断然良い」
「飛べない豚」
「ただの豚」

との高い評価。後半の奴らとは絶交。

お客さんにも
「お腹触らせてください〜」
「いいですね〜」
「。。。。」
「。。。。。。。。。」

という高い評価。後半は冷たい視線。

マイナス多くね???今書いてて気付いたけど!マイナス多くね??!!

いやまあ、とりあえず好評(のはず!)だったということにしておいて。

それなりの肉体改造の成果はあったのです。それは自分の感覚としても感じられたのです。

それにもともと食べるのは好きなのです。素質はあったのです。小学校の時は「デブで赤毛の渡ちゃんブリーフはピンク」の異名で目立っていたし、友達もそんな渡の歌を作っては渡の前で「あーかパンの赤毛〜♪あーかパンの赤毛〜♪運動神経にーぶい!運動神経にーぶい!あーなーあーなーケツの穴〜♪おーらい♪」と歌ってはダッシュするとい、、、、

イジメじゃね?今書いてて気付いたけど!これイジメじゃね?!!

。。。そのころからメタボに対して、世間は冷たかったのですなあ。

ましてや現在。

相次ぐダイエット本。

必要以上に痩せたがる女性。

納豆!と言えばスーパーから納豆が消え

バナナ!と言えばスーパーからバナナが消える昨今。

そんな中で

「どうやったら健康的に太れるか?」という世論のブームとは真逆の反逆児として闘ってきたわけです。

で、実際体も一回り二回り大きくなりました。自分でもパワーが増した感じもして、ガリガリの時よりも自分にマッチしてる感じがありました。

しかし、世間の風は異常に冷たい。

特に久しぶりに会った友達などの再会は、色んな風が吹いたのでした。

大雑把に分けると

「久しぶり〜。(渡の体を見て明らかに侮蔑の眼差しで)うわ〜。。太ったね〜」

という輩と

「久しぶり〜。(渡の体を見てテンション上がって)うわ〜!太ったね〜(と言いながらお腹を触る)」

後者はかなり少ないです。

ほとんどが前者です。

そう。太っているというだけで、「お前は怠惰な生活をしているダメ人間」の烙印を簡単に押されてしまうのです。

デブは生きづらい。喫煙者とデブは肩身が狭い。

デブになって、そういう発見があったのは面白い。

しかしそんな世間などに負けずに!

屁とも思わずに!

ジャックブラックを神として「デブでも格好良い、そして面白いパフォーマー」の道を邁進してまいりました。

が、この間

とある舞台を観にいきました。

小劇場ではとても有名で、そこの作演をやっていらっしゃる方は、芸能界でも脚本提供したり演出したりで有名なヤツなんですが、

そこに出てる間の良いセンスのある中年の俳優さんが

デブでチビで面白い。んです。

前から知ってる俳優さんなんですが、

出てきただけでもう面白い。

ルックスでもう商品として成立しているのです。そのルックスと、芝居の雰囲気と、体の俊敏さと、それはもう面白かったわけです。

客席で見てて、隣で見てるマミちゃんに

渡「(小声)ねえ、あの人と俺って被ってる??」
マミ「。。。ん〜違うんじゃない?ん〜んん、違う」

確かに、、違う。

しかし、渡が目指していたデブの方向というのは、まさにその俳優さんの方向だったわけです。

しかし、決定的に違う点があったことに気がついたのです。

渡は

チビでは

ない!

ジョンベルーシ

ジャックブラック

ダニーデビート

みんなチビでデブなのです。

ダニーに至ってはハゲもプラスされているわけです。完璧です。

渡も素質はあったのに。。

テンパでデブで手足が異常に短い。

かなりの素質はあったのに!

チビじゃない!!174センチはチビじゃない!!

そんな簡単な事実に気付いた今月。

そして気がつけば大台80。

そして、さらにもう1つ問題が。

それは

成人病。


80になったときによぎったこの言葉。

渡家は癌家系だし、父は糖尿病だし。

糖尿病の恐ろしさをかなり知っている渡にとって、これは深刻な問題だぞと。

だから振り返って見ようと。

今、アフターヌーンティでポッコリン(腹)と一緒にコーヒーを飲みながら語り合っているわけです。

渡「(コーヒーを置き)なあ」

ポッコリン「うん?」

渡「ちょっとさぁ、俺たちさ」

ポッコリン「別れないよアタシ」

渡「でもさぁ」

ポッコリン「極端過ぎ!じゃあ今までは何だったのよ!」

渡「うん。だからね」

ポッコリン「嫌!嫌!今まで嘘だったなんて嫌!」

渡「話を聞けよ!別れないよ!」

ポッコリン「え?本当?」

渡「たぶん」

ポッコリン「嫌!嫌!」

渡「違うよ。別れるんじゃなくて、足すんだよ!」

ポッコリン「え?」

渡「俺だって、前に戻りたいわけじゃない。お前との関係もなかったことにしたいわけじゃない」

ポッコリン「じゃあ、何?足すって?何を?」

渡「マッスルだよ」

ポッコリン「ま」

渡「マッスル」

ポッコリン「まっする」

渡「マッスルメタボキングジュニアだよ」

ポッコリン「大丈夫?それ。誰かに怒られない?」

渡「怒られたくない。だけど、それで行こうとおもってる」

ポッコリン「マッスルメタボキングジュニア」

渡「メタボもマッスルもガリも、みんな人間なんだから。そもそもフォーカスし過なんだよ。気にし過ぎ。太ったとか痩せたとか。『過ぎる』と良くないことが沢山なんだから。そういう差別なんかない。素敵な体を想像できるかが大事なんだ」

ポッコリン「何言ってるか自分で分かってるの?」

渡「ただ、俺とお前は少し距離が近づき過ぎた。だからちょっと鍛えるわ」

ポッコリン「それが言いたかっただけなのね」

渡「じゃあそういうことで」

ポッコリン「キング」

渡「うん?」

ポッコリン「その体で筋肉つけたら、、かなり大きくなると思うんだけど、それはそれでいいの?」

渡「その道は行ってみないと分からないよ。行けばわかるさ。ありがとう」

ポッコリン「ちょっと分かってるんじゃない?猪木的な、プロレスラ」

渡「じゃあ走ってくる」

ということで、最近ジョギングを始めた渡です。

でもなぜか体重が増えてます。なぜ?

ほなー。




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